かいり
二つの物事の間に隔たりが生じること。
計画と実績の乖離を確認する。
WORD READING
仕事で見かける
読みは「かいり」。物事が離れることや、二つのものの間に隔たりがあることを表します。
READINGS
二つの物事の間に隔たりが生じること。
計画と実績の乖離を確認する。
HOW TO READ
「乖離」は「かいり」と読み、物事が離れたり、食い違ったりすることを表します。計画と実績のように関連づけて比べる二つのものの隔たりに使いますが、以前は必ず一致していたという意味ではありません。漢字ペディアには、人の心が離れる意味も載っています。数値の差にも、期待と実態、考え方などのずれにも使える語です。
COMPARE IN CONTEXT
比較のために作った人数の例です。差の大きさと方向は、乖離という語だけでは決まりません。
| 予定 | 実数 | 具体的な説明 |
|---|---|---|
| 100人 | 80人 | 予定より20人少ない |
| 100人 | 120人 | 予定より20人多い |
IN CONTEXT
売上の予算と実績の乖離を月ごとに調べる。
ここでの読みかいり
予定した数値と実際の数値の開きを指します。どちらが上かはこの語だけでは分かりません。
利用者の期待と提供するサービスに乖離がある。
ここでの読みかいり
数値ではなく、二者の考え方や状態のずれを表します。
参加者は予定百人に対して百二十人となり、見込みと実数に乖離が生じた。
ここでの読みかいり
予定より多い方向の差も乖離と表せます。乖離を、実績が必ず下回ったという意味に限定しません。
説明のない変更が重なり、運営側から利用者の心が乖離していった。
ここでの読みかいり
人数や金額の差ではなく、気持ちが離れる用法です。原因はこの例文の前半に示されており、「乖離」という語自体が原因を表すわけではありません。
TAKE CARE
「乖離がある」だけでは、どちらが上か、どれだけ違うか、なぜ離れたかは分かりません。「計画より二十件少ない」のように方向と量を示すと明確です。率を使う場合は、何を基準に計算した割合かも別に示します。
QUESTION
A「違い」が広く差異を表すのに対し、「乖離」は離れや隔たりに注目する表現です。計画と実績など、何と何を比べているかを示すと意味が明確になります。「乖離している」だけで差の方向や原因、改善すべき側が決まるわけではありません。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「乖離」 も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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