そご
物事がかみ合わないこと。理解や内容が食い違うこと。
集合時刻について二人の認識に齟齬があった。
WORD READING
仕事で見かける
齟齬は「そご」と読みます。物事がうまくかみ合わないことや、食い違うことです。「認識に齟齬がある」は、互いの理解が一致していないことを表します。
READINGS
物事がかみ合わないこと。理解や内容が食い違うこと。
集合時刻について二人の認識に齟齬があった。
HOW TO READ
齟齬は、比べる二つの内容や認識が食い違う場面で使います。「説明に齟齬がある」なら、どの説明とどの説明が、どの点で一致しないのかを確かめます。齟齬があると指摘しただけでは、誰の説明が正しいか、何が原因かまでは分かりません。「乖離」は隔たりや離れる関係に注目する語で、認識の差を表す場合に意味が重なることもあります。単に難しい語へ置き換えるより、食い違う点を具体的に示すと、確認すべき内容が伝わります。
COMPARE IN CONTEXT
次は食い違いを説明するための架空の例です。どちらが正しいかを判定する表ではありません。
| 一方の理解 | もう一方の理解 | 確認する点 |
|---|---|---|
| 十時に集合する | 十時に催しが始まる | 十時が集合か開始か |
| 資料は二十部用意する | 資料は三十部用意する | 必要な部数と根拠 |
| 会場の予約まで担当する | 会場の候補を探すところまで担当する | 依頼された仕事の範囲 |
IN CONTEXT
集合時刻について二人の認識に齟齬があった。
ここでの読みそご
時刻の理解が一致していない例です。一方が遅刻したかどうかは、実際の時刻や案内を確認して判断します。
仕様書と見積書に齟齬があり、予定している台数を確認した。
ここでの読みそご
二つの文書に書かれた内容が食い違っています。比べる文書と、確認する項目を示しています。
担当範囲に齟齬が生じないよう、分担表を全員で読み合わせた。
ここでの読みそご
各自の理解がかみ合わなくなることを防ぐ場面です。この文では、既に齟齬があったとは述べていません。
二人の説明には齟齬があるが、記憶違いか伝達の不足かはまだ分からない。
ここでの読みそご
説明が食い違うという観察と、その原因についての判断を分けています。
TAKE CARE
「そご」と読みます。齟齬は食い違いを表す語で、誰かが意図的に嘘をついたことまで含みません。「齟齬がないように」とだけ書くより、「集合時刻と開始時刻を確認してください」のように、照合する点を添えると具体的です。
QUESTION
A説明や認識が食い違うという意味で、嘘だと断定する表現ではありません。記憶違い、説明の不足、別の時点の情報を見ているなど、原因はその語だけでは決まりません。まず、比較している内容と食い違う点を具体的にし、元の案内や文書を確かめます。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「齟齬」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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