WORD READING

仕事で見かける

逼迫の読み方

逼迫は「ひっぱく」と読みます。事態が差し迫ったり、資金などの余裕がなくなったりすることです。「財政の逼迫」は、使えるお金にゆとりがない状態を表します。

読みひっぱく

READINGS

読みと意味

01

ひっぱく

事態が差し迫ること。行き詰まり、余裕がなくなること。

短い用例

入金が翌月に延び、今月の支払いに充てる資金が逼迫した。

HOW TO READ

逼迫をどう読むか

「逼迫している」とあれば、まず何が足りず、何に対応しにくくなっているのかを読み取ります。資金なら支払いに使えるお金、作業の体制なら対応できる人員や時間などが問題になります。ただ忙しいという感想よりも、余裕が乏しくなっている状況に注目する語です。「逼迫」の一語だけでは、不足の量、原因、解消する時期までは分かりません。

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01資金の余裕

入金が翌月に延び、今月の支払いに充てる資金が逼迫した。

ここでの読みひっぱく

売上の有無ではなく、今月使える資金の余裕に注目しています。

02対応する体制

問い合わせが集中し、少人数の窓口の対応体制が逼迫している。

ここでの読みひっぱく

問い合わせの量に対し、対応できる人員などの余裕が乏しいという説明です。

03対策の範囲

保管場所の逼迫を受け、使用予定のない資材を別の倉庫へ移した。

ここでの読みひっぱく

ここでは物を置く空間が対象です。何が逼迫したかを主語や前後の文で確かめます。

04状況が変わる

追加の資金を確保した後、資金繰りの逼迫は徐々に和らいだ。

ここでの読みひっぱく

和らいだという変化であり、すべての問題が解決したという断定ではありません。

TAKE CARE

間違えやすい点

「逼」の字を「副」「福」などと取り違えないようにします。読みは小さい「っ」を含む「ひっぱく」です。また「資金が逼迫した」とあっても、資金が完全にゼロになった、事業が終了した、とまでは読み取れません。程度やその後の対応は別の情報です。

QUESTION

よくある疑問

Q「逼迫している」とあれば、もう対応できないという意味ですか?

A余裕が乏しい状態を表しますが、対応が一切できないと断定する語ではありません。「残りの枠」「不足する人数」「必要な金額」など、何の余裕がどれだけ減ったのかを確認すると具体的に理解できます。自分で報告を書くときも、逼迫の一語に任せず対象と状況を添えると伝わります。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「逼迫」 も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「逼迫」(デジタル大辞泉ほか) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

内容の更新日: / データの利用条件と編集方針

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