つちかう
草木の根に土をかけて育てる。また、性質や能力を養い育てる。
日々の観察を通して、小さな変化に気づく力を培った。
WORD READING
よく迷う
培うは「つちかう」と読みます。草木の根に土をかけて育てることや、性質・能力を養い育てることです。「培った」は「つちかった」、「培われた」は「つちかわれた」と読みます。
READINGS
草木の根に土をかけて育てる。また、性質や能力を養い育てる。
日々の観察を通して、小さな変化に気づく力を培った。
HOW TO READ
培うの読みは、漢字の「培」と後ろの「う」を合わせて「つちかう」です。文の中で形が変わると、「培った(つちかった)」「培ってきた(つちかってきた)」「培われた(つちかわれた)」となります。植物を育てる意味から、判断力や技術などを育てる意味でも使います。何を培ったかに加え、どんな活動や経験を通して育ったかを見ると、文章の内容が具体的になります。技術を培ったという表現だけで、技能の程度や資格の有無、身につけるまでの年数が決まるわけではありません。
COMPARE IN CONTEXT
同じ動詞の形が変わった例です。新しい別読みが増えるのではなく、文に応じて後ろの形が変わっています。
| 文中の形 | 読み | 原作例での見方 |
|---|---|---|
| 培う | つちかう | 観察力を培う。能力を育てる行為を述べる |
| 培った | つちかった | 観察で培った力。育てた力を振り返る |
| 培われた | つちかわれた | 観察で培われた力。力が育てられたことを述べる |
IN CONTEXT
日々の観察を通して、小さな変化に気づく力を培った。
ここでの読みつちかった
培った対象は、変化に気づく力です。日々の観察が、その力を育てた経験として示されています。
苗の根元に土を寄せ、草木を培う仕事を続けた。
ここでの読みつちかう
ここでは、植物の根に土をかけて育てる意味です。人の能力を育てる比喩的な用法とは対象が異なります。
修理の現場で培ってきた技術を、後輩に実演して伝えた。
ここでの読みつちかってきた
現場での経験を通して、技術を育ててきた例です。何年かかったかや、すべての修理を扱えるかまでは書かれていません。
共同作業で培われた調整力が、新しい計画でも役立った。
ここでの読みつちかわれた
調整力が経験を通して育てられたことを述べています。培われたと形が変わっても、能力を育てる意味とのつながりがあります。
TAKE CARE
「つちかう」と読みます。「培った」を読むときは「つちかった」、「培って」を読むときは「つちかって」と、文中の形まで確かめます。能力を培う意味を、ただ知識を一度聞いたことや、資格を得たことと同一視しません。何が育ったと書かれているかを読みます。
QUESTION
A植物だけに使う言葉ではありません。草木の根に土をかけて育てる意味に加え、性質や能力を養い育てる意味があります。「経験で培った技術」なら、その経験を通して育てた技術です。育てる対象が植物なのか、能力や技術なのかを前後の言葉から確かめます。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「培う」 も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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