WORD READING

仕事で見かける

踏襲の読み方

読みは「とうしゅう」。これまでのやり方や方針を受け継ぎ、そのまま続けることを表します。

読みとうしゅう

READINGS

読みと意味

01

とうしゅう

前例や従来の方法を受け継ぐこと。

短い用例

前年の運用方針を踏襲する。

HOW TO READ

踏襲をどう読むか

「踏襲」は「とうしゅう」と読み、従来のやり方を受け継いで用いることです。前例を見ただけでなく、今回もその方法を採る点が「参考にする」との違いです。ただし、方針を踏襲したからといって、すべての手順や数値まで同じとは限りません。「構成を踏襲する」「基準を踏襲する」のように、引き継ぐ対象を確かめます。

COMPARE IN CONTEXT

前例を見た後、何を採用したか

参考にすることと踏襲することの違いを、架空の報告書の例で整理します。

前例を見た後、何を採用したか
説明今回の対応前例との関係
前年の構成を踏襲 章立てを引き継ぎ、数値を更新 構成を採用
前年の資料を参考に作成 検討後、別の章立てを採用 参照したが構成は不採用
前年の方法を踏襲しない 従来と別の方式に変更 従来の方法を不採用

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01様式を引き継ぐ

今年の報告書は前年の構成を踏襲した。

ここでの読みとうしゅう

以前の構成を引き継いで作成したことを示します。

02方針を続ける

新しい責任者も従来の運用方針を踏襲する。

ここでの読みとうしゅう

担当者が変わっても同じ方針を採用する場面です。

03引き継ぐ部分を限定する

展示の構成は昨年を踏襲し、紹介する作品はすべて入れ替えた。

ここでの読みとうしゅう

引き継いだのは構成であり、作品の中身ではありません。一部を踏襲しながら別の部分を変更することは両立します。

04前例を採用しない

従来の受付方法は踏襲せず、今回から予約制に切り替えた。

ここでの読みとうしゅう

否定形なので、従来の方法を引き継がないという意味です。前例を知らないという意味ではなく、採用しない判断を述べています。

TAKE CARE

間違えやすい点

「前年を踏襲」とだけ書くと、日程・予算・手順のどれを引き継ぐか分かりません。一部を改めるなら「基本方針を踏襲し、受付方法は変更する」と対象を分けます。また、前例に従うことが適切かどうかの評価まで、この語だけで決まるわけではありません。

QUESTION

よくある疑問

Q「踏襲」と「参考にする」は違いますか?

A参考にするだけなら、前例を検討したうえで別の方法を採ることもあります。踏襲は、そのやり方を受け継いで用いることです。「前年の案を参考に、新方式を採った」と「前年の方式を踏襲した」では、前例との関係が違います。何を残し、何を変えたかまで示すと、引継ぎの範囲が伝わります。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「踏襲」 も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

内容の更新日: / データの利用条件と編集方針

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