WORD READING

読み分け

御用達の読み方

「ごようたし」「ごようたつ」などと読みます。特定の相手に品物を納めることや、その店を表します。

読みごようたし / ごようたつ

READINGS

読みと意味

01

ごようたし

注文を受けて品物を納める店や人を表す読み。

短い用例

かつて御用達を務めた老舗。

02

ごようたつ

「ごようたし」と同じ意味で用いられる読み。

短い用例

著名人御用達の店として紹介される。

HOW TO READ

御用達をどう読むか

デジタル大辞泉の見出しは「ごようたし」で、品物を宮中・官庁などへ納める意味には「ごようたつ」も記されています。商人を指す用法もあります。一方、店の紹介などでは「作家御用達」のように、ある人がよく利用するという比喩的な言い方も見られます。誰に何を納めたという話か、愛用する店の紹介なのかを、前後の説明から区別します。

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01由来を紹介する

かつて宮家の御用達だった店の歴史を紹介する。

ここでの読みごようたし/ごようたつ

特定の相手に品物を納めたという意味合いです。事実関係の確認も必要です。

02好みを紹介する

地元の演奏家御用達の喫茶店。

ここでの読みごようたし/ごようたつ

現代では「よく利用する店」という比喩的な使い方もあります。

03記録の時期を確かめる

明治期に御用達だったという記録を、店の沿革で紹介している。

ここでの読みごようたし/ごようたつ

過去の時期に限定した説明です。現在も同じ納入関係が続いていることまでは、この文からは分かりません。

04歴史資料の商人

資料の「御用達」には「ごようだち」と振り仮名があり、商人の役割を説明していた。

ここでの読みごようだち

精選版日本国語大辞典にある、御用商人を指す読みです。現在の店の宣伝文句と同じ文脈とは限りません。

TAKE CARE

間違えやすい点

「御用達」とあるだけで公的な認定や現在の納入関係があるとは限りません。店の肩書を記事で使う場合は、店自身の表示と根拠を確かめます。

READING NOTES

補足の読み・読み間違いの注意

ごようだち別の読み
精選版日本国語大辞典の「ごようだち」は、御用商人を指す読みです。古い商人の記録などでは、現在の店の紹介とは文脈を分けて確かめます。

QUESTION

よくある疑問

Q「ごようだち」などとも読みますか?

A「ごようだち」は精選版日本国語大辞典にあり、御用商人を指します。JMdictには「ごようだつ」も収録されていますが、今回参照した大辞泉・日本国語大辞典の項目では同じ形を確認できなかったため、主回答には加えていません。読みの存在を一律に否定するのではなく、参照資料と用法を分けて示しています。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「御用達」(デジタル大辞泉ほか) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には 小学館Oggi「御用達」(二つの読みと紹介文での使用例) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

内容の更新日: / データの利用条件と編集方針

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