WORD READING

仕事で見かける

推敲の読み方

推敲は「すいこう」と読みます。文章の言葉や表現をよく吟味し、練り直すことです。書き終えた文を読み返し、伝えたいことが伝わるように語句や文の組立てを改める場面で使います。

読みすいこう

READINGS

読みと意味

01

すいこう

文章の言葉や表現を吟味して練り直すこと。

短い用例

案内文を推敲し、長い一文を二つに分けた。

HOW TO READ

推敲をどう読むか

推敲では、誤字の有無だけでなく、言葉の選び方や説明の順序にも目を向けます。「何を伝えたいか」「この表現で読み手に伝わるか」を考えて書き直すことが中心です。短くすること自体が目的とは限りません。理由や条件が不足していれば、説明を加える推敲もあります。文章を確認する作業には校正もありますが、校正は文字や文章を照合して誤りを正すことに注目する語です。実際の見直しでは作業が重なることもあるため、依頼するときは直してほしい範囲を示します。

COMPARE IN CONTEXT

推敲の例:意味を保ちながら伝え方を整える

以下はこのサイトで作った文です。唯一の正解ではなく、読み手と目的に合わせて表現を考える例です。

推敲の例:意味を保ちながら伝え方を整える
見直す前見直した例吟味した点
午前十時までに受付前へ来てくださるようお願いいたします。 午前十時までに受付前へお越しください。 場所と時刻を保ち、依頼を簡潔にする
雨のときは屋内に変更しますが、そのときの会場は後で知らせます。 雨のときは屋内に変更します。変更後の会場は後でお知らせします。 条件と後の案内を二文に分ける
予約の申込みは、受付をする期間が五月一日から五月十日までです。 予約の申込期間は、五月一日から五月十日までです。 同じ内容の重なりを整理する

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01一文を整理する

案内文を推敲し、長い一文を二つに分けた。

ここでの読みすいこう

文の組立てを見直し、内容を読み取りやすくする作業です。文章を短くするだけが推敲ではありません。

02言葉を選び直す

募集文を推敲し、「どなたでも」を「初めての方も」に改めた。

ここでの読みすいこう

参加を歓迎する相手の表し方を吟味しています。語句の変更によって意図が変わらないかも確認します。

03不足する説明を補う

報告文を推敲して、結果の前に調査の対象と期間を加えた。

ここでの読みすいこう

読み手が結果を理解するための前提を補う例です。文が長くなっても、説明を練り直す作業に当たります。

04見直す範囲を伝える

原稿の推敲を依頼し、専門用語の説明と段落の順序を見てほしいと伝えた。

ここでの読みすいこう

頼む作業を具体化しています。誤字の確認だけを期待しているのか、構成まで見直すのかを共有できます。

TAKE CARE

間違えやすい点

「すいこう」と読みます。「遂行(すいこう)」は計画などを成し遂げることで、同じ音でも別の語です。推敲と校正は、見直す作業が重なる場合があります。「推敲では誤字を直してはいけない」「校正が済めば表現も必ず適切」といった決めつけは避けます。

QUESTION

よくある疑問

Q推敲と校正は、どこが違いますか?

A推敲は、文章の言葉や表現を吟味して練り直すことです。校正は、文字や文章を照合して誤りを正すことに注目します。例えば、案内文の説明順を変えて分かりやすくするのは推敲、原稿と照合して印刷時の誤字を直すのは校正の例です。作業は重なり得るため、「表現と構成を見てほしい」「原稿との違いを確認してほしい」と範囲を添えると明確です。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「推敲」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「校正」(デジタル大辞泉) を参照しました。 補足の確認には 漢字ペディア「遂行」 も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

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