ざんてい
正式な決定までの仮の取り決めや措置。
担当者が正式に決まるまで、暫定の連絡窓口を設けた。
WORD READING
仕事で見かける
暫定は「ざんてい」と読みます。正式に決まるまでの間、仮に決めておくことです。「暫定版」は、ひとまず使うための仮の版。「暫時(ざんじ)」が短い時間を表すのに対し、暫定は決定が仮であることに注目します。
READINGS
正式な決定までの仮の取り決めや措置。
担当者が正式に決まるまで、暫定の連絡窓口を設けた。
HOW TO READ
「暫定」とあれば、何を仮に決めたのかと、その後の正式な決定を分けて読みます。「暫定版の時刻表」なら、示された時刻は仮の内容です。まだ何も決まっていない「未定」とも、今後の見込みを示す「予定」とも、同じではありません。一方、暫定の語だけで終了日や有効期間が定まることはありません。利用する案内では、いつから使うのか、正式版の発表後はどう扱うのかも確認すると取り違えを防げます。
COMPARE IN CONTEXT
仮に決めた状態、短い時間、まだ決まっていない状態を分けて読みます。
| 語と読み | 何を表すか | 例の読み取り方 |
|---|---|---|
| 暫定(ざんてい) | 正式に決まるまで仮に定める | 暫定の窓口=仮の窓口を決めてある |
| 暫時(ざんじ) | 短い間・しばらく | 暫時待つ=少しの間待つ |
| 未定(みてい) | まだ決まっていない | 窓口は未定=担当窓口が決まっていない |
IN CONTEXT
担当者が正式に決まるまで、暫定の連絡窓口を設けた。
ここでの読みざんてい
窓口が存在しない状態ではなく、正式な体制までの仮の窓口を決めています。
参加者には暫定版の行程表を配り、正式版で集合時刻を再確認するよう伝えた。
ここでの読みざんていばん
仮の内容を掲載した版です。読み手は正式版の案内と区別する必要があります。
暫定的な受付方法を今月末まで使い、来月から新しい方法に切り替える。
ここでの読みざんていてき
期限は「今月末まで」の部分で示されています。暫定だけでその日付が分かるわけではありません。
集計途中の暫定順位を掲載し、全件の確認後に確定順位を発表する。
ここでの読みざんていじゅんい
今の順位を仮に示しています。確認後も順位が必ず同じになるとは限りません。
TAKE CARE
「ざんてい」と読み、「漸進」の「ぜん」とは区別します。「暫定」は仮に定めることなので、「何も決まっていない」という意味にはしません。また、暫定版だから必ず誤りがある、必ず内容が変わる、とも断定できません。仮の扱いと、その内容の正確さは別の問題です。
QUESTION
A暫定は正式に決まるまで仮に定めること、暫時は短い間・しばらくの時間を表します。「暫定の窓口」は仮の窓口、「暫時待つ」は少しの間待つことです。暫定の措置が何日続くのかは、暫定という語だけでは決まらないため、案内に書かれた期限や切替条件を確認します。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「暫定」 も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「暫定」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) を参照しました。 補足の確認には コトバンク「未定」(デジタル大辞泉) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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