ぜんじ
時間の経過とともに、少しずつ変化・進行するさま。
試行の結果を見ながら対象を漸次広げる。
WORD READING
仕事で見かける
漸次は「ぜんじ」と読み、物事がだんだんと変化することを表します。「しばらく」を表す暫時(ざんじ)とは意味が違います。
READINGS
時間の経過とともに、少しずつ変化・進行するさま。
試行の結果を見ながら対象を漸次広げる。
HOW TO READ
「漸次拡大する」は一度に広げず、少しずつ範囲が広がることです。読みは「ぜんじ」。似た字の「暫時(ざんじ)」は短い時間を表します。また「順次」は順番に沿うことが中心で、漸次は変化の進み方が中心です。どちらも使える場面はありますが、強調する点が違います。
IN CONTEXT
三つの支店で試した後、導入先を漸次増やす。
ここでの読みぜんじ
全部の支店に一斉導入するのではなく、段階を踏んで対象を広げます。「少しずつ増やす」と置き換えると意味をつかめます。
改良を重ねた結果、不良品の割合は漸次低下した。
ここでの読みぜんじ
一度の急落ではなく、割合がだんだん下がったという説明です。具体的な速さや減少幅はこの語だけでは分かりません。
受付順に順次案内し、混雑に応じて窓口を漸次増やす。
ここでの読みぜんじ(順次は「じゅんじ」)
案内は「順番」、窓口は「段階的な増加」です。同じ文の中でも、伝えたい内容に応じて使い分けられます。
TAKE CARE
「漸次お待ちください」と書くと、「少しの間待つ」という意味になりません。その意味なら「暫時お待ちください」、より平易に伝えるなら「しばらくお待ちください」です。漢字ペディアも漸次を「ざんじ」と読むことを誤読としています。
READING NOTES
QUESTION
A段階的に対応するという進め方を表し、完了日までは示しません。期限が必要な案内では「対象を少しずつ広げ、月末までに全件対応します」のように、範囲と期限を別に記すと明確です。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「漸次」 も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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