ぜんげん
数量などが徐々に減ること。
月ごとの未処理件数は、百二十件、百十件、百件と漸減した。
WORD READING
仕事で見かける
漸減は「ぜんげん」と読みます。数量などが少しずつ減っていくことです。減ったことだけをいう「減少」に対し、「漸減」は徐々に減る変化に注目します。反対は、少しずつ増える「漸増(ぜんぞう)」です。
READINGS
数量などが徐々に減ること。
月ごとの未処理件数は、百二十件、百十件、百件と漸減した。
HOW TO READ
報告書に「漸減」とあれば、何が、どの期間に、どのくらいずつ減ったのかを読みます。「売上が漸減した」と「待ち時間が漸減した」では、同じ減少でも受け止め方が異なります。語そのものがよい変化・悪い変化を決めるわけではありません。漸減は変化の様子を表し、毎回同じ件数や同じ割合で減るという計算上の規則は含みません。数字が必要な場面では、集計期間と実際の値を合わせて確認します。
IN CONTEXT
月ごとの未処理件数は、百二十件、百十件、百件と漸減した。
ここでの読みぜんげん
説明用の架空の数字です。三つの時点を比べ、少しずつ減る様子を表しています。
受付方法を見直した後、平均待ち時間が漸減した。
ここでの読みぜんげん
減っている対象は待ち時間です。売上などが減る場合と、同じ評価になるとは限りません。
保管中の在庫は漸減しているが、毎月の減少量は一定ではない。
ここでの読みぜんげん
徐々に減ることと、同じ幅で減ることを区別しています。
前月より件数が少ないことだけ確認できたため、報告には漸減ではなく減少と書いた。
ここでの読みぜんげん
二つの時点で少なくなったことは分かっても、徐々に減った様子まで示せるとは限らない例です。
TAKE CARE
「ぜんげん」と読みます。「暫定」の「ざん」につられないよう、さんずいのある「漸」を確認します。漸減から、ゼロになる時期や減少率を推定することはできません。また、専門分野で使われていても、読み方の説明だけで具体的な操作や判断の手順が決まるわけではありません。
QUESTION
A同じ割合とは限りません。漸減は、少しずつ減っていく様子を表す語です。毎月何件減るか、何%減るか、いつゼロになるかは別の情報です。数値の推移を報告するときは、漸減という要約に加えて、対象期間と各時点の値を示すと具体的に伝わります。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「漸減」 も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「漸減」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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