WORD READING

仕事で見かける

補填の読み方

補填は「ほてん」と読みます。不足した部分や欠けた部分を補って埋めることです。「補塡」とも書かれます。費用の文章では、何の不足を、どこまで補うかを確かめます。

読みほてん

READINGS

読みと意味

01

ほてん

不足や欠けた部分を補って埋めること。

短い用例

会場費の不足額三千円を、予備費から補填した。

HOW TO READ

補填をどう読むか

補填を読むときは、不足しているもの、補う量や金額、実施したかどうかに注目します。語義は不足や欠損を補って埋めることで、お金だけを示す定義ではありません。費用についての文章なら、「全額」「一部」「予定」といった言葉も合わせて読みます。「不足額の一部を補填した」は、残りの不足がなくなったという意味ではありません。また、補填すると書かれていても、補う人、金額、時期、条件がこの一語ですべて決まるわけではありません。契約や制度に関する文章では、その文書の具体的な説明を確認します。

COMPARE IN CONTEXT

全額・一部・予定で、補填の範囲を確かめる

不足額を3,000円とした架空の例です。語だけで金額を決めず、限定する言葉を読みます。

全額・一部・予定で、補填の範囲を確かめる
原作の文この文で示す範囲残りについて読めること
不足額3,000円を全額補填した。 不足額の全額を補った この不足額の残りは0円
不足額3,000円のうち2,000円を補填した。 不足額の一部を補った この不足額は1,000円残る
不足分を補填する予定だ。 補う計画を述べている 金額や実施済みかどうかは、この文だけでは確定しない

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01不足額を埋める

会場費の不足額三千円を、予備費から補填した。

ここでの読みほてん

不足額と、その出所が示されています。ここで埋めたのは会場費の不足で、ほかの費用まで足りているとは述べていません。

02一部だけを補う

不足額の一部を補填したため、残る金額をもう一度確認した。

ここでの読みほてん

補ったのは不足額の一部です。補填したという語だけで、全額が埋まったと読み替えない例です。

03予定と実施を分ける

不足分を補填する予定だと案内されたが、実施する時期はまだ決まっていなかった。

ここでの読みほてん

補う計画についての説明です。すでに受け取ったことや、具体的な日付が決まったことを示してはいません。

04塡の字でも読む

計画書には、不足分を別の資金で補塡すると書かれていた。

ここでの読みほてん(補塡)

大辞泉は補塡、日本国語大辞典は補填の見出しで、同じ読みと不足を埋める意味を示しています。表記だけで金額や実施条件を変えて読みません。

TAKE CARE

間違えやすい点

読みは「ほてん」です。補填したという表現を見て、必ず全額、必ずすぐに支払われる、と広げないようにします。「一部」「上限」「予定」などの限定を確認します。補填と補塡という表記の違いだけから、別の制度や別の給付条件を推定しません。

QUESTION

よくある疑問

Q「不足分を補填する」とあれば、必ず全額を受け取れますか?

Aこの一語だけでは、全額を受け取れるとは決まりません。補填は不足や欠けた部分を補って埋めることですが、実際の範囲や方法は文書の説明によります。「一部を補填」「一定額まで補填」などの限定がないか、誰が何をどの時期に補うのかを確認します。語の意味を、個別の支払いの保証として扱わないようにします。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「補填」(精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「補塡」(デジタル大辞泉) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

内容の更新日: / データの利用条件と編集方針

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