そきゅう
広告などで相手の欲求や購買意欲に働きかけること。訴えて要求する意味もある。
毎日持ち歩く人に向けて、かばんの軽さを訴求する。
WORD READING
仕事で見かける
訴求は「そきゅう」と読みます。広告や販売では、相手の欲求や購買意欲に働きかけることです。同じ「そきゅう」でも、過去にさかのぼる「遡及」とは意味が違います。
READINGS
広告などで相手の欲求や購買意欲に働きかけること。訴えて要求する意味もある。
毎日持ち歩く人に向けて、かばんの軽さを訴求する。
HOW TO READ
「訴求する」と書くときは、誰に、どんな価値を伝えるのかを具体化すると分かりやすくなります。「軽さを訴求する」なら軽さが伝えたい特徴で、持ち運ぶ人にとって何が便利なのかを考える文脈です。「訴求力」は相手に働きかける力、「訴求ポイント」はそのために取り上げる特徴や利点を指す言い方です。辞書には、訴えて要求するという意味もあり、広告以外の文章では前後の文脈も確認します。
COMPARE IN CONTEXT
相手に価値を伝えるのか、過去へさかのぼるのかで漢字が変わります。
| 漢字 | 文の焦点 | 短い例 |
|---|---|---|
| 訴求 | 相手の欲求に働きかける | 商品の便利さを訴求する |
| 遡及 | 過去にさかのぼる | 変更を過去の集計に遡及させる |
IN CONTEXT
毎日持ち歩く人に向けて、かばんの軽さを訴求する。
ここでの読みそきゅう
相手は毎日持ち歩く人で、伝える特徴は軽さです。
初めて使う人を訴求対象にして、操作手順の少なさを紹介した。
ここでの読みそきゅう
対象と、その人に役立つ特徴を分けて示しています。
紹介文の訴求ポイントを、手入れのしやすさに絞った。
ここでの読みそきゅう
伝えたい利点を選んだ段階です。売れたという結果までは表していません。
訴求内容を変更した後、問い合わせ件数を前月と比較した。
ここでの読みそきゅう
伝え方を変えたことと、反応を確かめる作業を区別しています。
TAKE CARE
訴求したことと、相手が実際に購入したことは別です。「訴求力が高い」という評価だけでは、販売数や成果の測定方法までは分かりません。また「さかのぼって適用する」という意味で「訴求」を使うと、同音の「遡及」との取り違えになります。
QUESTION
Aポイントは伝える特徴や利点、対象は働きかける相手です。たとえば、持ち運びやすさを伝える広告なら、軽さはポイントの一つで、機器を毎日持ち歩く人は対象の一例です。どの特徴が誰に役立つかを組み合わせて読むと、二つの語を区別できます。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「訴求」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「遡及」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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