なにとぞ
相手への切実で丁寧な依頼を表す言い方。
何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
WORD READING
よく迷う
読みは「なにとぞ」。相手に強く願い、丁寧に頼む気持ちを表す語です。
READINGS
相手への切実で丁寧な依頼を表す言い方。
何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
HOW TO READ
「何卒」は「なにとぞ」と読み、相手に強く願う気持ちを表します。「何卒ご協力をお願いいたします」のように、依頼の気持ちを添える使い方です。何をしてほしいかや、いつまでに必要かを表す語ではないため、依頼内容は別に示します。また、強く願うことと、相手が了承したことは別です。何卒を付けた文が、そのまま承諾の返事になるわけではありません。
IN CONTEXT
回答期限は金曜日です。何卒ご協力をお願いいたします。
ここでの読みなにとぞ
先に内容と期限を述べ、依頼の気持ちを強めています。
休館中はご不便をおかけします。何卒ご了承ください。
ここでの読みなにとぞ
相手に事情を理解してもらいたい場面です。
資料の三ページ目をご確認いただき、誤記があれば金曜日までにお知らせください。何卒よろしくお願いいたします。
ここでの読みなにとぞ
確認対象と連絡期限を先に書き、最後に願う気持ちを添えています。「何卒」が期限や対象を決めているのではありません。
協力をお願いするメールを「何卒よろしくお願いいたします」で結んだが、返事はまだ来ていない。
ここでの読みなにとぞ
依頼したことと相手が引き受けたことは別です。この文の何卒は、送信者の願いを表しています。
TAKE CARE
「なにそつ」はJMdictで非標準のかな用法と注記されています。辞書に収録されているだけで、通常の別読と判断してはいけません。依頼文では「なにとぞ」と読みます。文中で繰り返すより、具体的な依頼を明確にすることが大切です。
READING NOTES
QUESTION
A依頼の気持ちは表せても、具体的な内容までは伝わりません。「資料の三ページ目をご確認のうえ、金曜日までに修正点をお知らせください。何卒よろしくお願いいたします」のように、対象と行動と期限を先に示すと明確です。何卒を重ねるより、相手が何をすればよいかを具体化します。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「何卒」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には EDRDG:非標準・古い読みなどの注記の定義 を参照しました。 補足の確認には 小学館Oggi「何卒」(デジタル大辞泉の説明) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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