べんぎ
目的にとっての都合のよさ。また、事情に合わせた処置やはからい。
説明の便宜上、二つの案をA案とB案と呼ぶ。
WORD READING
仕事で見かける
便宜は、現代の一般的な文章では「べんぎ」と読みます。目的に合って都合がよいことや、その場に応じたはからいを表します。「便宜上」は「べんぎじょう」です。
READINGS
目的にとっての都合のよさ。また、事情に合わせた処置やはからい。
説明の便宜上、二つの案をA案とB案と呼ぶ。
HOW TO READ
「便宜を図る」は都合よく進むようにはからうこと、「便宜上」は説明や処理などの都合からその方法を採ることです。「便宜上、番号を付ける」なら、番号は区別をしやすくするためのものです。順位や優劣を付けたとは限らないので、何のための番号かを文脈で確かめます。
IN CONTEXT
便宜上、駅に近い会場をA、遠い会場をBと呼びます。
ここでの読みべんぎじょう
説明中に区別するための呼び名です。Aが正式名称であることや、Bより優れていることを表してはいません。
遠方の参加者の便宜を図り、資料を事前に送った。
ここでの読みべんぎ
参加者が準備を進めやすいようにしたという意味です。ここでは資料を送る行為が具体的なはからいに当たります。
調査では便宜的に地域を三つに分けたが、行政上の区分とは異なる。
ここでの読みべんぎてき
調査の目的に合わせた分け方です。その区分がどの場面でも正式に通用するとは述べていません。
TAKE CARE
「便宜上」は「適当に」「いい加減に」という意味ではありません。目的に合わせた方法なので、その目的や範囲も伝えると誤解を防げます。別読みの「びんぎ」も辞書にあり、JMdictでは古い読みとして注記されます。存在しない読みとして扱わないでください。
READING NOTES
QUESTION
A都合がよいという意味は重なりますが、言い回しは同じではありません。「便利な道具」は使いやすさ、「便宜を図る」は相手や目的に合わせたはからいを述べます。「便利を図る」のように語だけを機械的に置き換えず、何を説明する文かに合わせます。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「便宜」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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