だいじ
重要なこと、丁寧に扱うこと。大きな事業や容易でない事態の意味もある。
祖父からもらった時計を大事にする。
WORD READING
意味で変わる
大事は「だいじ・おおごと」と読みます。「大事な物」は「だいじ」、重大な出来事を指すなら「おおごと」と読めます。ただし「だいじ」にも重大な事態の意味があります。
READINGS
重要なこと、丁寧に扱うこと。大きな事業や容易でない事態の意味もある。
祖父からもらった時計を大事にする。
重大な出来事や大きな事件。
小さな手違いが、大事になってしまった。
HOW TO READ
「大事な約束」「大事に保管する」は「だいじ」です。一方「大事になる」は重大な事態になることを表します。この意味は「おおごと」だけでなく「だいじ」にもあるため、悪い出来事だから必ずおおごと、と二分しないようにします。伝えたい意味を先に確かめるのが読み分けの出発点です。
IN CONTEXT
出発前に、大事な連絡を一つ伝えた。
ここでの読みだいじ
連絡の重要さを述べています。大きな事件が起きたという報告ではありません。
家族の写真を大事に保管している。
ここでの読みだいじ
写真を粗末にせず扱うことです。「大事にする」というまとまりで意味を受け取ります。
手違いを早く発見したので、大事に至らずに済んだ。
ここでの読みだいじ(この表現での読み)
重大な事態を避けられたという意味です。「だいじ」は重要な物を褒める場面だけに使う語ではありません。
単なる行き違いだったのに、大事になってしまった。
ここでの読みおおごと/だいじ
事態が大きくなったという意味は両方の読みと重なります。音読では指定の有無を確かめます。
TAKE CARE
「だいじ=よいこと、おおごと=悪いこと」という区別ではありません。「大事に至る」の「だいじ」は容易でない事態を指します。また「大事な」と「大事になる」では文中での働きが違うため、直後の語まで含めて確かめます。
QUESTION
A「お大事に」は「おだいじに」と読み、相手に体を大切にするよう伝える言い方です。「おおごと」に「お」を付けた形ではありません。同じ漢字でも、この決まった表現は一まとまりで読みます。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「大事(だいじ)」 も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には 漢字ペディア「大事(おおごと)」 を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
内容の更新日: / データの利用条件と編集方針