WORD READING

読み分け

他人事の読み方

「ひとごと」「たにんごと」と読みます。自分には関係のない、ほかの人のことを表します。

読みひとごと / たにんごと

READINGS

読みと意味

01

ひとごと

自分と関係のない人のこととして扱う読み。

短い用例

災害を他人事だと思わない。

02

たにんごと

「ひとごと」と同じ意味。大辞泉に見出しがあり、本来は「ひとごと」と読んだ語との補説が付く。

短い用例

その問題は他人事ではない。

HOW TO READ

他人事をどう読むか

「ひとごと」は自分に関係のないことを表し、「他人事」「人事」と書きます。「たにんごと」もデジタル大辞泉に見出しがありますが、本来は「ひとごと」と読んだ語との補説が付いています。意味で二つを使い分けるのではなく、資料や媒体での読みの扱いを確認します。「他人事ではない」は、無関係と思えず自分にも関わると受け止める言い方です。

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01防災を考える

遠方の災害を他人事だと思わず、備えを見直す。

ここでの読みひとごと/たにんごと

自分と無関係な出来事として扱わないという意味です。

02相手の態度

担当者なのに他人事のように話している。

ここでの読みひとごと/たにんごと

当事者意識がないように見える態度を表します。

03関係があると受け止める

別の部署で起きた引き継ぎ漏れを、他人事ではないと受け止めた。

ここでの読みひとごと/たにんごと

同じ問題が自分たちにも関係し得るという意味です。自分がその出来事を起こしたと認める表現ではありません。

04書き方で読みを示す

読み上げ原稿では「人ごとでは済まされない」と書いた。

ここでの読みひとごと

「ごと」を平仮名にして、読みを示す書き方です。「人事」とだけ書いた場合の「じんじ」との混同も避けやすくなります。

TAKE CARE

間違えやすい点

「他人」という字面から「たにんごと」しか読めないと考えないでください。両方の読みを見かけるため、読み上げが必要な文章ではふりがなで示せます。

QUESTION

よくある疑問

Q「人ごと」と書いてもよいですか?

A「ひとごと」を伝えたいときに「人ごと」と書けます。漢字ペディアは「人事」に「ひとごと」の読みと「他人事」の別表記を載せていますが、「人事」は「じんじ」とも読むため、読みを明確にするなら「人ごと」「ひとごと」や振り仮名が役立ちます。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「人事」(他人事の表記を併記) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「他人事」(デジタル大辞泉) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

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