みぞう
それまでになかったこと。また、そのようなさま。
未曾有の事態に備えて連絡方法を確認する。
WORD READING
よく迷う
未曾有は、現代の一般的な文章では「みぞう」と読みます。「未曽有」とも書き、これまでに経験したことがないほどの事態を表します。
READINGS
それまでになかったこと。また、そのようなさま。
未曾有の事態に備えて連絡方法を確認する。
HOW TO READ
一般的なニュースや説明文では「みぞう」と読みます。「未だ曽て有らず」、つまりそれまでなかった、という意味です。「未曾有」と「未曽有」は表記が違っても、ここでの読みと意味は同じです。「珍しい」よりも強く、前例のなさを表すので、何が従来と違うのかを添えると伝わります。
IN CONTEXT
全拠点が同時に使えなくなる未曾有の事態を想定し、連絡訓練を行う。
ここでの読みみぞう
その組織がこれまで経験していない事態として述べた例です。実際に起きた出来事の報告ではなく、訓練の想定です。
創業以来初めて全店舗を閉めることになり、会社は未曾有の危機に直面した。
ここでの読みみぞう
「創業以来初めて」という範囲と根拠があるため、何を前例のない危機と呼んでいるか分かります。世界で初めてという意味ではありません。
「未曾有の事態」と「未曽有の事態」を同じ「みぞうのじたい」と読む。
ここでの読みみぞう
「曾」と「曽」の字形の違いで読みを変える必要はありません。同じ文章の中では採用する表記をそろえると読みやすくなります。
TAKE CARE
「有」を見て「みぞゆう」「みぞうゆう」と読まないようにします。一方、精選版日本国語大辞典には仏教語として「みぞうう」の項目があります。この辞書にある別の読みまで誤読と決めつけず、現代の一般文で使う「みぞう」と区別してください。
QUESTION
A一般的なニュースの「未曾有の事態」は「みぞうのじたい」と読みます。「みぞうう」は仏教語の項目として確認できる読みです。辞書の一覧で最初に表示される読みが、どんな文脈でも優先されるとは限りません。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には 漢字ペディア「未曽有」 も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「未曾有」(精選版日本国語大辞典) を参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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