ふこく
人の死を知らせること。また、その知らせ。
会報の訃告欄に、会員の死去が記されていた。
WORD READING
よく迷う
訃告は「ふこく」と読みます。人の死を知らせること、また、その知らせです。「訃報(ふほう)」と近い意味で使われます。同じ音の「布告」とは表記と意味が違います。
READINGS
人の死を知らせること。また、その知らせ。
会報の訃告欄に、会員の死去が記されていた。
HOW TO READ
訃告は、死亡を知らせるという内容に注目する語です。「訃告欄」なら、そのような知らせを載せる欄として読めます。訃報とは近い意味で、辞書は訃告の説明に訃報も挙げています。「訃告は必ず紙、訃報は必ず口頭」という媒体による区分はしません。一方、同音の布告は広く告げ知らせることなどを表し、死亡の知らせに限定されません。「ふこく」という音だけで書き取る場合は、死亡を知らせる話なのか、広く知らせる話なのかと、原文の漢字を確認します。
COMPARE IN CONTEXT
訃告と訃報は近い意味です。音が同じ布告は別の語なので、知らせる内容と漢字を確認します。
| 語と読み | 中心となる意味 | 読み取る目安 |
|---|---|---|
| 訃告(ふこく) | 死亡を知らせること・その知らせ | 誰の死去を知らせるか |
| 訃報(ふほう) | 死去したという知らせ | 訃告と近い意味。媒体だけで区分しない |
| 布告(ふこく) | 広く告げ知らせることなど | 死亡の知らせに限定されない別の語 |
IN CONTEXT
会報の訃告欄に、会員の死去が記されていた。
ここでの読みふこくらん
死亡の知らせを載せる欄です。欄名を読んだだけで、葬儀の詳細まで掲載されているとは決まりません。
訃告の文面を読み、誰の死去を知らせているか確かめた。
ここでの読みふこく
知らせの対象を確認しています。訃告は、亡くなった人そのものではなく、知らせることや知らせを指します。
「訃告」と題した知らせを受け、知人の訃報に接したことを日記に記した。
ここでの読みふこく(訃報はふほう)
同じ死亡の知らせを、近い意味の二語で表す例です。媒体の違いだけで使い分ける説明にはしていません。
歴史資料にある布告と、会報の訃告の文字を読み比べた。
ここでの読みふこく(布告もふこく)
読みは同じですが、訃告は死亡の知らせ、布告は広く告げ知らせることなどを表す別の語です。
TAKE CARE
「ふこく」と読みます。音だけで「布告」と書き換えないようにします。また、訃告と訃報の間に、紙か口頭か、正式か非正式かという固定の差を作らず、使われている文の内容を確認します。
QUESTION
A参照した辞書は、訃告を死亡を知らせることやその知らせとし、説明に訃報を挙げています。紙と口頭で必ず分ける定義ではありません。欄の名称や文章で選ばれる語が違う場合はあっても、どちらも死亡の知らせに関係する語として読みます。
読みと意味は、下記の個別辞書で確認しました。個別の確認には コトバンク「訃告」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「訃報」(デジタル大辞泉) を参照しました。 補足の確認には コトバンク「布告」(デジタル大辞泉) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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