いちがつ
一年の最初の月。現在の日常の文章では、月の名前として使う。
一月に新しい手帳を使い始める。
WORD READING
意味で変わる
一月は「いちがつ・ひとつき・いちげつ」と読みます。一年の最初の月は「いちがつ」、一か月という期間は「ひとつき」が目安です。「いちげつ」には両方の意味があります。
READINGS
一年の最初の月。現在の日常の文章では、月の名前として使う。
一月に新しい手帳を使い始める。
暦の月一つ分の期間。一か月。
引っ越してから一月が過ぎた。
一か月という期間。また、一月(いちがつ)。古い文献では一輪の月の意味もある。
一月という期間を「いちげつ」と読み上げる。
HOW TO READ
「一月の次は二月」なら月の名前、「完成まであと一月」なら期間です。「一月から始める」は通常は開始する月を表し、「一月で仕上げる」はかかる時間を表します。ただし助詞だけで機械的に決めず、何を伝えようとしているかを確かめます。期間の誤解を避けたい文章では「一か月」と書くと、月名との違いが見えやすくなります。
IN CONTEXT
展示は一月に始まり、二月に終了する。
ここでの読みいちがつ
一年の中のどの月かを示しています。展示期間が一か月という意味は、この一語だけからは決まりません。
九月に転居し、新しい暮らしを始めて一月になる。
ここでの読みひとつき
転居してからの時間を数えています。九月の後に年が変わって一月になった、という説明ではありません。
資料の「一月」には「いちげつ」と振り仮名が付いている。
ここでの読みいちげつ
辞書にある読みなので、すぐ誤植とは判断しません。期間か月名かは前後の文章から確かめます。
一月から一月ほど、展示の準備をする。
ここでの読み最初は「いちがつ」、後は「ひとつき」
開始月と所要期間が並んでいます。「一月から一か月ほど」と書き換えると区別しやすくなります。
TAKE CARE
「ひとつき」は常に30日という意味ではありません。月名と期間を区別することと、実際の期限を計算することも別です。精選版日本国語大辞典には「いちがつ」で一か月を表す古い用例もあり、昔の文章を現代の目安だけで訂正しないようにします。
QUESTION
A間違いとは限りません。デジタル大辞泉は「いちげつ」に一か月・一年の最初の月・一輪の月の意味を載せています。日常の案内では月名なら「いちがつ」、期間なら「ひとつき」や「いっかげつ」と言い分けると、聞き手が区別しやすくなります。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「一月」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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