しゅつじ
人の生まれや、物事の出どころ。由来や背景に注目する言葉。
物語の後半で、主人公の出自が明らかになる。
WORD READING
よく迷う
出自は「しゅつじ」と読みます。人の生まれや、物事がどこから出てきたかという由来を表します。「出身」と意味が重なる場合もありますが、同じ場面でいつも置き換えられるわけではありません。
READINGS
人の生まれや、物事の出どころ。由来や背景に注目する言葉。
物語の後半で、主人公の出自が明らかになる。
HOW TO READ
人物についての「出自」は、生まれた家や土地などの背景を指します。物事についても使え、ある考えや仕組みがどこから生まれたかを説明できます。一方、「出身」は学校や団体を出た経歴にも使うため、「大学出身」をそのまま「大学出自」に替えることはできません。引用した文章の掲載元を示すなら「出典」という語を使います。
IN CONTEXT
主人公は自分の出自を知るため、幼い頃を過ごした町を訪れた。
ここでの読みしゅつじ
生まれや育った背景を探る場面です。現在の職場や、直前にいた場所だけを尋ねているわけではありません。
この道具の出自を調べると、別の作業のために考案されたことが分かった。
ここでの読みしゅつじ
人ではなく、道具が生まれた由来を表しています。いま道具を保管している場所とは違います。
作者の出自は不明だが、残された作品の制作年代は分かっている。
ここでの読みしゅつじ
生まれの背景が分からないという限定です。作者や作品に関する情報がすべて不明だとは述べていません。
TAKE CARE
「出自」は「でじ」ではなく「しゅつじ」です。人について使うとき、生まれの背景を能力や人柄の評価と結び付けないようにします。また「出自不明」と「出典不明」では、何の情報が欠けているのかが異なります。
QUESTION
A「出自」は人の生まれや物事の由来、「出典」は引用した言葉や話の元になった書物などを指します。道具が生まれた背景を調べるなら「出自」、説明文がどの資料から引用されたかを示すなら「出典」と、確かめたい対象で区別します。
読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「出自」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「出身」(デジタル大辞泉) を参照しました。 補足の確認には コトバンク「出典」(デジタル大辞泉) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。
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