WORD READING

よく迷う

出自の読み方

出自は「しゅつじ」と読みます。人の生まれや、物事がどこから出てきたかという由来を表します。「出身」と意味が重なる場合もありますが、同じ場面でいつも置き換えられるわけではありません。

読みしゅつじ

READINGS

読みと意味

01

しゅつじ

人の生まれや、物事の出どころ。由来や背景に注目する言葉。

短い用例

物語の後半で、主人公の出自が明らかになる。

HOW TO READ

出自をどう読むか

人物についての「出自」は、生まれた家や土地などの背景を指します。物事についても使え、ある考えや仕組みがどこから生まれたかを説明できます。一方、「出身」は学校や団体を出た経歴にも使うため、「大学出身」をそのまま「大学出自」に替えることはできません。引用した文章の掲載元を示すなら「出典」という語を使います。

IN CONTEXT

文脈で確かめる用例

01登場人物の背景

主人公は自分の出自を知るため、幼い頃を過ごした町を訪れた。

ここでの読みしゅつじ

生まれや育った背景を探る場面です。現在の職場や、直前にいた場所だけを尋ねているわけではありません。

02仕組みの由来

この道具の出自を調べると、別の作業のために考案されたことが分かった。

ここでの読みしゅつじ

人ではなく、道具が生まれた由来を表しています。いま道具を保管している場所とは違います。

03分からないことを示す

作者の出自は不明だが、残された作品の制作年代は分かっている。

ここでの読みしゅつじ

生まれの背景が分からないという限定です。作者や作品に関する情報がすべて不明だとは述べていません。

TAKE CARE

間違えやすい点

「出自」は「でじ」ではなく「しゅつじ」です。人について使うとき、生まれの背景を能力や人柄の評価と結び付けないようにします。また「出自不明」と「出典不明」では、何の情報が欠けているのかが異なります。

QUESTION

よくある疑問

Q「出自」と「出典」はどう違いますか?

A「出自」は人の生まれや物事の由来、「出典」は引用した言葉や話の元になった書物などを指します。道具が生まれた背景を調べるなら「出自」、説明文がどの資料から引用されたかを示すなら「出典」と、確かめたい対象で区別します。

確認した資料と更新日

読みの照合には EDRDG JMdict を参照しました。 個別の確認には コトバンク「出自」(デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典) も参照しました。 読みの運用や専門分野の説明には コトバンク「出身」(デジタル大辞泉) を参照しました。 補足の確認には コトバンク「出典」(デジタル大辞泉) も参照しました。 文脈の説明と用例は当サイトで作成しています。辞書で確認できる読みでも、使用頻度や媒体の読み方の基準は同じとは限りません。

内容の更新日: / データの利用条件と編集方針

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